フランスで職業を持って活躍している日本人はたくさんいます。
料理界にも、フランスだけではなく、日本と二か国で活躍する日本人シェフがいます。
それが、小林圭シェフです。
小林圭シェフについて、経歴や妻、フランスでの活躍などを紹介します。
小林圭シェフ
自然豊かな場所で育ちました。
父が日本料理の料理人だったこともあり、幼少期より料理に親しんでいました。地元・長野の「東急ハーヴェストクラブ蓼科」でフランス料理の基礎を学んでから21歳で渡仏。
南仏の名店「オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ」で料理人ジル・グジョン氏の下で修業。
その後、南仏やアルザス地方のレストランで地方料理を中心に学び続けました。
2003年にアラン・デュカスが手がけるパリの3つ星レストラン「プラザ・アテネ」に入社。
アラン・デュカスの元で7年間、研鑽を積みました。
2011年、世界的な料理人ジェラール・ベッソン氏から店を譲り受け、パリに「Restaurant KEI(レストラン・ケイ)」を開きました。
東急ハーヴェストクラブ蓼科はハーヴェストの中でも独自のサービスを展開しているので有名です。
その場で、小林圭シェフは修行をしていたとは、驚きました。
ミシュラン獲得は?
2025年3月には6年連続で3つ星獲得の栄誉に輝きました。翌年2012年には1つ星、2017年の2つ星を経て2020年のフランス版ミシュランガイドで、アジア人初の3つ星を獲得しました。
2020年にフランス版ミシュランガイドで三つ星を獲得するという歴史的快挙を成し遂げました。現在に至るまで三つ星をキープしており、フランス版ミシュランでアジア人がオーナーシェフの三つ星店は「Restaurant KEI」のみです。
小林圭シェフがフランスでミシュラン三つ星を目指した背景には、「日本の富士山ではなく、フランスのエヴェレストに登りたかった」という強い信念がありました。
日本国内の頂点(富士山)に留まるのではなく、フランス料理の本場における最高峰(エヴェレスト)を極めたいという彼の並々ならぬ覚悟と志の高さを示しているともいわれています。
ミシュランガイドで星をもらうことも、三つ星に輝くこともすごいことだと思います。
妻は?
ご家族に関して、奥様が事件に巻き込まれたという情報があります。
2024年秋頃にパリのご自宅に強盗が押し入り、奥様が全治2ヶ月のお怪我を負われたという痛ましい事件が報道されています。
スペシャリテとは?
小林圭シェフが提供するスペシャリテをご紹介します。
芸術的な美しさと繊細な味わい、そして火入れの完璧さが魅力です。
美しい庭園のように盛り付けられた大人気のスペシャリテです。
野菜の中にはサーモンが隠されています。
レモンのエスプーマ(泡状のソース)やクランブルなどを、食べる前に豪快に崩して混ぜ合わせます。
様々な食感と味、香りが絶妙に調和します。
ヴァシラン デザート
料理だけではなく、デザートのスペシャリテがあります。
花びらや水滴までリアルに表現されたデザート。
食べる時に、メレンゲを砕くと、中から甘酸っぱいシャーベットが食感もよく楽しめるスぺシャリテです。
見た目、食感、味、そして香りまで楽しめる小林圭シェフのスペシャリテ、読むだけでもイメージがわいてきます。
グランメゾン・パリとは?
映画の中で主人公たちがアジア人初の三つ星獲得に挑むストーリーは、小林シェフ自身のキャリアと重なる部分があります。小林圭シェフの日本の店舗では映画に登場する料理をオマージュしたメニューが期間限定で提供されました。
例えば、黒トリュフのニョッキやオマール海老の料理などは話題を呼びました。
店舗は?
現在は、パリの店舗だけではなく、日本でも店舗を経営しています。
日本国内で展開している「KEIブランド」の店舗については、2024年頃から出店が続いています。
その理由は、このブランドを担うシェフがいるということになります。
「自分はパリにいて、それぞれの店のシェフたちと働いているわけではありません。ですから彼らには『レストラン ケイ』を超える料理を作ってほしいと伝えています」
小林圭シェフが信頼をおくシェフをご紹介します。
現在、異なる経歴をもつ、個性溢れる顔ぶれの4人のシェフが、小林さんの意志を受け継ぎます。六本木にある「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」はビストロからグランメゾンまで伝統料理を知り尽くした村島輝樹さん。
虎ノ門ヒルズステーションタワーにある「ケイ コレクション パリ」は名古屋の老舗料亭「河文」の料理長を経てアメリカで経験を積んだ久保雅嗣さん。
銀座にある「エスプリ・セー・ケイ・ギンザ」はホテルの料理長を経て「メゾンケイ」のスーシェフを務め、パリでも研鑽を積んだ杉本昌久さん。
静岡県御殿場にある「メゾンケイ」は「レストラン ケイ」で6年間働き、スーシェフを務めた佐藤充宜さんが指揮を執ります。
KEI Collection PARIS(東京・虎ノ門)
コース料理ではなく、前菜やメイン、さらには〆のカレーライス(1,000円)やデザートなどをワイワイと自由に組み合わせることができるアラカルトスタイルを採用しているのが大きな特徴です。
オレンジワインの品揃えも豊富に用意されています。
小林シェフが料理監修を務めた映画『グランメゾン・パリ』をオマージュした期間限定メニュー(黒トリュフのニョッキや炭と藁で焼かれたオマール海老など)も提供され、話題となりました。
ESPRIT C. KEI GINZA(東京・銀座)
虎ノ門の店舗と同様に、決まったコースではなく自由にメニューを選んで楽しめるアラカルトスタイルを取り入れている店舗です。
アラカルトにこだわりが?
決まったコース料理の枠にとらわれず、前菜を2〜3品、メインを1品、そして〆のカレーライスやデザートといった流れを、自分たちの好みに合わせて自由に選んで楽しむスタイルが推奨されています。これにより、本格的な味わいでありながらも、より親しみやすく自由な食事の時間を提案しています。
僕は“フランス料理をつくる日本人”として、料理を通じて人の心を満たす体験を届けたいと考えています。
ガストロノミーとは幸福を分かち合うものであり、一皿には感情とエレガンス、そして誠意を尽くした素材が宿ります。
人々の共感を呼ぶ『たのしいさわぎ』を生み出してきたからです。KEIブランドの世界観を多くの方に届けるために、習熟の先にある挑戦や革新を大切にしながら、仲間との調和を軸に、“できる限り遠くへ(Allez le plus loin)”進み続けたいと考えています。
フランス料理店でコースではなく、アラカルトを選択できるっていいですね。
美味しいものをチョイスする楽しみが生まれます。

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