今年4月に始まった世界旅行記番組を通して、フランスのバルジョ―ル村を知りました。
水が豊富な場所のため、人が住むようになり村は発展してきました。
中世の頃から、産業が発展し、農産物も豊かに実り、ユニークなお祭りも伝承されてきています。
フランスには、まだまだ知られていないすてきな場所があります。
プロバンスにあるバルジョ―ル村の特徴、見どころ、サンマルセル祭り、番組のⅯⅭなどをご紹介しますので、旅のヒントにしてもらえるとうれしいです。
世界で開けひみつのドアーズ、バルジョ―ル村
世界で開けひみつのドアーズの3回目に紹介されたフランスプロバンスバルジョ-村は、28の噴水があり極上のオリーブ産地であり、700年前から生きる喜びに満ちた祭りが続く場所です。
バルジョール村は、南フランスのプロバンス地方にある小さな村です。
石造りの家、細い路地、古い教会、そして村じゅうに流れる水の音が、この土地の大きな特徴です。
中世の雰囲気を感じる古い町並みに加えて、昔の暮らしの仕組みが村の中に残っています。
古い地区には、かなり早い時代から人が住み、のちに水を生かした工房や産業が集まりました。
11世紀までさかのぼる教会や、古い地区のつくりは、村が長い時間をかけて育ってきたことを教えてくれます。
17世紀にはカルメル会の修道士たちが自然の洞窟を利用して修道院を築き、19世紀にはその水が製紙、製粉、水力発電、なめし革などに利用されました。
自然が信仰の場になり、やがて仕事の場にもなり、今は人が歩く場所になりました。
バルジョ―ル村には、水・産業・信仰・祭りがひとつの場所でつながっているからです。
豊かな水は人を集め、仕事が生まれ、文化が育ち、祭りが守られてきたました。
バルジョール村は、19世紀には皮なめし業で大きく栄え、24のなめし革工場と19の関連工房があったとされます。
その後、古い産業施設の一部は住居や創作の場へと生まれ変わりました。
歴史をつないで今の時代につなぎ直している村なのです。
世界で開けひみつのドアーズ、ⅯⅭは相葉雅紀?
2026年4月に世界で開けひみつのドーアズという海外紀行番組がはじまりました。
相葉雅紀さんがMCを務めます!
スタジオではVTRをみながらトークを展開します。
MCは相葉雅紀さん、井桁弘恵さん、木村 昴さんが水先案内人となります。
ゲストとVTRを見ながらの素朴な疑問に答えて楽しいトークを展開をする流れとなっています。
第3回目に放送されたのが、フランスプロヴァンスバルジョ―ル村です。
バルジョ―ル村は、水が豊富で、オリーヴの産地であり、サンマルセル祭りというユニークな祭りが毎年開催されています。
バルジョ―ル村が紹介された時、ⅯⅭの相葉雅紀さんはお祭りの様子を見て、エンタメ性という言葉で感じたことを表現しました。
相葉雅紀さんのエンタメ性というのは、実はとても本質をついています。
伝統は静かな保存だけでは長続きしません。
参加して面白いから、次の世代にも渡っていくのです。
世界で開けひみつのドアーズ、バルジョ―ル村ってどこ?
世界で開けひみつのドアーズ バルジョ―ル村は、フランス・プロバンスにあり、基本的に「飛行機+鉄道(またはバス・レンタカー)」の組み合わせになります。
日本からの直行便があるのはパリや周辺の大都市で、そこからTGVという新幹線でプロバンスの主要都市へ移動する形が一般的です。
TGVでプロバンスへの旅は、フランスの中心部を高速かつ快適に、そして景色を楽しみながら旅することができます。
パリだけではなく、ヨーロッパの国からも行きやすいです。
TGVはアヴィニョン、エクサンプロヴァンス、マルセイユといったプロバンスの目的地へ行けそうです。
バルジョール村の自然を考えるうえで欠かせないのがカルム峡谷です。
この場所は、村の高台に広がる約30ヘクタールの自然地帯で、かつては宗教の場であり、のちには工業の場にもなり、今は散策や自然体験の場所として親しまれています。
歩いて行ける距離にありながら、村の石の景色とはまた違う別世界が広がります。
この場所が特別なのは、ただ水が青くてきれいだからではありません。
峡谷を形づくったのはファヴリ川の流れで、川は崖を削り、滝や深みをつくってきました。
自然の景観と人の営みで作られたバルジョー村、行ってみたいですね。
世界で開けひみつのドアーズ、バルジョ―ル村の特徴は水?
世界で開けひみつのドアーズで紹介されたバルジョ―ル村の自然であり、豊かな水が豊富にあるという点です。
バルジョ―ル村には豊かな湧き水や流れがあり、昔の人たちはそれを飲み水だけでなく、仕事にも使っていました。
村の中にある噴水は水をくむ場所であり、洗濯の場であり、人が会って話す場所でもありました。今でいうと、井戸、台所、洗濯場、近所の交流スペースがひとつになったようなものです。
だから噴水が多いというのは、村の社会そのものが水のまわりで動いていたということです。
水の豊かさは経済まで変えました。
バルジョール村では、この水を使って風車や工房が動き、特になめし革産業が発展しました。
水がたくさんある土地は農業だけと思いがちですが、この村では水が「産業エネルギー」でもありました。
村の魅力は自然だけではなく、自然をどう仕事につなげたかにもあります。
ここを知ると、噴水1つ見ても印象が変わります。きれいな飾りではなく、村を動かしてきた装置に見えてきます。
バルジョール村の面白さは、名水が暮らしの真ん中にあったということです。
日本でも名水の街というのは観光のひとつですが、いのちの源である水が暮らしといういのちを支える存在だったといえます。
世界で開け秘密のドアーズ、プロヴァンスバルジョ―ル村のサンマルセル祭りは?
プロヴァンスバルジョール村をいちばん強く印象づけるのが、祭りの行列がぴょんぴょん跳ねるように踊るのがサンマルセル祭りです。
この祭りは毎年1月ごろに行われ、村の守護聖人に結びついた行事として続いてきました。
14世紀から祝われてきたおまつりが、今もなお音楽や行列、踊りで村全体が動きます。
数百年単位で祭りが続いているのはかなり特別です。
宗教行事ですが、村全体の祝祭として定着しています。
教会の中でも外でも踊り、笛や太鼓が鳴り、行列が進んでいきます。
「トリペットの踊り」は、その場でぴょんぴょん跳ねるように踊ります。
村全体で参加する形は、宗教と共同体の境目をやわらかくし、祭りを“村のみんなのもの”にしています。
この祭りは参加することが楽しいところが人を引きつけるのでしょうか。
古い祭りの中には、見学するだけのものもあります。
サン・マルセル祭りは、音、動き、掛け声、衣装、行列があり、体で感じる祭りです。
この祭は、数百年も続く行事が今も村の中心に根付いているということは、祭りが共同体そのものだという点です。
本質は、聖遺物の到来を記念する歴史や、中世の出来事に由来する伝承が重なります。
この祭りはフランスの無形文化遺産の枠組みで語られるほど、地域文化として重みを持っています。
参加する人がぴょんぴょんと跳ねるという点が、青森のねぶた祭りを思い出します。

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