女性がいつまでも憧れる女性としてあげるなら、オードリー・ヘップバーンでしょうか。
きりっとした眉毛、ぱっつんの前髪、きりっとしたまなざしが印象的ですよね。
髪型はなんとなくショートカットのイメージ。
今回は、オードリー・ヘップバーンの髪型を取り上げます。
オードリー・ヘップバーンローマの休日髪型
今でも色あせないオードリー・ヘップバーンが出演した映画の中で、印象に残った髪型と言えば「ローマの休日」です。
新人だったオードリー・ヘップバーンを一躍世界のスターに押し上げ、映画史におけるヒロイン像を一新した映画はローマの休日です。
伝統的な淑女像とは異なる、自由を求め、好奇心旺盛で、自らの意志で動くプリンセスを演じ、その透明感と自然体の存在感は新しい魅力として世界中に衝撃を与えました。
今作以降、「可憐だが主体的なヒロイン」という新しいモデルがスタンダードとなり恋愛映画の潮流を変えたともいえます。
主人公が公邸を抜け出してローマの街で新聞記者のジョーに借りたお金で髪を切るシーンがありました。
その髪型はピクシーカットといいます。
1953年の映画『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンによって世界的な人気を得ました。
1950年代の主流はロングヘアの対となる髪型で、型破りで個性ある雰囲気が流行のきっかけとなりました。
それが、ローマの休日でした。
オードリーヘップバーン髪型
オードリー・ヘップバーンの髪型といえば、映画ごとに違う髪型をしていて、夜会巻き・アップスタイル・ポニーテールが印象に残ります。
夜会巻きが印象の残った映画『ティファニーで朝食を』
オードリー・ヘップバーンが『ティファニーで朝食を』で披露したアイコニックな髪型がオードリー・アップドゥ。
後ろの髪をねじり上げてコームを差し込んで留めるヘアアレンジのこと。
日本では通称「夜会巻き」と呼ばれています。
夜会巻きアップヘアは頭頂部よりも上にださないのがポイントだそうです。
オードリー・ヘップバーンは髪色もハイライトを入れた2トーンカラーのヘアを大きく、リッチに巻き上げていました。
アップスタイルが新鮮だった『マイフェア・レディ』
『マイフェア・レディ』に出演したオードリー・ヘップバーンではアップスタイル。
髪型は、前髪を作りつつ、しっかりまとめたアップスタイル。
ロイヤル・アスコット(競馬場)では女性は帽子を被るのが決まりのため、主人公のイライザもツバの広いゴージャスな帽子を着用しています。
そして何より一番の見どころは、大使館でのパーティーシーンです。
ジバンシィによる真っ白なドレスに身を包んだイライザのヘアメイクは、前髪を作らず、すべての髪を高い位置にまとめた正統派のオールアップスタイル。
ティアラをつけているので華やかさもあります。
オードリー・ヘップバーンは髪をきっちりまとめた正統派アップスタイルは時代を問わず美しく、高貴な雰囲気が出ています。
オードリー・ヘップバーンがしていたポニーテールが流行した『麗しのサブリナ』
『麗しのサブリナ』でオードリー・ヘップバーンは絶世の美人に変身する娘役を演じました。
アップヘアをリボンで結び前髪を斜めにカットして、可憐なティーン時代を演出していました。
多くの人々の記憶に刻まれる、オードリー・ヘップバーンの永遠の美貌がここに。
サブリナは、大富豪ララビー家のお抱え運転手フェアチャイルドの娘です。
ララビー家次男のデビットに夢中なサブリナは、月夜にカットソーとジャンパースカート姿で登場します。
小紋柄のようなジャンパースカートは、オードリー・ヘップバーンの細いウェストラインを女性らしく強調しながらもスカートのフレアがとても美しくまだ少女のあどけなさが残る役柄を見事なバランスで表現しています。
そしてシンプルな黒のロングスリーブカットソーは、モノクロームの世界でジャンパースカートと人形のようなオードリーヘップバーンの美貌を一層際立たせ、ポニーテールも少女のイメージがしっかりと感じ取れます。
『麗しのサブリナ』の中でオードリー・ヘップバーンの髪型は、アップヘアをリボンで結びバングスを斜めにカットして、可憐なティーン時代を演出。
さらにオードリー・ヘップバーンは、髪型をポニーテールから、髪を切り、カールを付けたショートカットへと変身しました。
役柄によってさまざまな髪型にして演じきったオードリー・ヘップバーンはファッション・髪型がやってみたいと思わせるから不思議です。
それだけ、魅力的な俳優さんだったということですね。
ミュージカル映画『パリの恋人』では、書店の店員からモデルへと変貌を遂げるジョー役を好演しました。
丸いシルエットで結った甘美なポニーテールを端正に整えて、ため息が出るほどの美しさでした。
同じく『パリの恋人』にて、オードリー・ヘップバーンは、シンメトリーにアレンジしたボブヘアは、全体を丸いシルエットで整え、ジョーの甘美な魅力をアピールしました。
オードリーヘップバーン髪型ショート
オードリー・ヘップバーンの髪型の中でショートカットについては「ヘップバーンカット」という名前がついています。
特にオードリー・ヘップバーンを象徴するショートヘアでした。
下積み時代の日本未公開映画『若妻物語』がありますが、この映画にオードリー・ヘップバーン。この年に立て続けに映画に出演し、おでこがでるくらい短い前髪のショートカットでした。
くるんと強めのカールが、はじけるような若々しさを引き立てていました。
夫、メル・ファーラーとともに。
仕事もプライベートも絶好調だったこの頃、プライベートでは、トップをふわっと盛って、前髪ををサイドへとナチュラルに流していました。
『ローマの休日』が公開された年は、オードリーヘップバーンはショートヘアにして、前髪をさらに短くカットしました。
ゴールデンバランスの顔立ちを見事に際立たせています。
オードリー・ヘップバーンは、『おしゃれ泥棒』では、モードなヘアメイクを披露しました。
正統派のイメージが強いオードリーだけれど、鋭角に切りそろえたモードなヘアも似合っていました。
このころのオードリー・ヘップバーンは、髪型はショート。
プライベートでもモードなアレンジにハマっていた様子。
髪型がショートであっても、バングスをまっすぐ下ろしてトップの部分をふくらませ、リッチに見せているのが上手です。
髪型としても、ショートであっても様々な見せ方をしています。
オードリー・ヘップバーンは、たかが髪型であっても、観る側を魅了する俳優だといえますね。

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