町田そのこ本、町田そのこコンビニ兄弟、町田そのこ本屋大賞、町田そのこ文庫

友だちに勧められて読んだ本ってありませんか。
それが、町田そのこさんの本で宙のごはんでした。
なぜ、友だちはその本に魅せられたのか、読んでみるとわかる気がしました。
人がつらい時にどのように立ち直っていくのか、そのヒントが宙のごはんにはありました。
その中の文章、本当につらい時に寄り添ってくれるのは温かな食事だねが響きました。

町田そのこ本

町田そのこ本、その作品たち

2016(平成28)年「カメルーンの青い魚」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。

2017年、同作を含むデビュー作『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』を刊行。

2021(令和3)年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞。

他著書に『ぎょらん』
『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』
『宙ごはん』
『夜明けのはざま』
『わたしの知る花』など。

町田そのこさんは、お母さんから勧められた氷室冴子さんの著書、クララ白書やなんて素敵にジャパネスクなどに夢中になり、作家になろうと思ったとインタビューに答えています。

小学校3年生の時に、氷室冴子さんの小説と出会いました。
それまでは、絵本とか漫画ばかり読んでいて、小説に触れたのは氷室さんの作品が生まれて初めてだったそうです。その時の気持ちを話しています。

「すごく面白くて、そこから夢中になったんです。」
「母も氷室さんが好きで、2人で読んで感想を語り合いました。」
「そこから、「私もこういうのが書けたらいいな」と思うようになっていきました。」

高校生の時には、小説を書いたり、友人の依頼で演劇部の台本を書いていたこともあったと言います。
その後は、ユニークな経歴を重ねていきました。

お母さんの勧めで、手に職をつけるために理容美容学校に進学しました。
卒業後は、理容師になったものの1年で退職。
複数の職に就いたものの、20代半ばで結婚、専業主婦として子育てをしている28歳の時に小説家を志しました。
その背景には、3人の子を育てながら地元で執筆活動を続ける町田さん。
当時、子育て中の専業主婦だった町田さんが、作家を目指したのは「ある人の訃報」がきっかけだった。
それが氷室冴子さんの訃報でした。

 

町田そのこコンビニ兄弟

『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』は、コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説です。
町田そのこさんの『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』シリーズは、現在5冊刊行されていますよ。

九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。
その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。
なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから……。

この物語は、本屋大賞×JR西日本 presents「第2回ほな西へいこか本大賞」の大賞を受賞しました。
この賞は本屋大賞実行委員会とJR西日本が主催で、”読むと西エリア(関西・北陸・せとうち・山陰・九州)のどこかへ旅にでかけたくなる日本の「文庫本」小説”を決定する文学賞です。

さらに『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』は2026春にテレビドラマとして放映される予定です。

地元北九州市の名所である門司港の美しさと、人々の営みの愛おしさを、誰しもが身近であるコンビニエンスストアを通じて描きたいと思い、この『コンビニ兄弟』を書き始めました。
担当氏と「どんなコンビニだったら毎日通う?」と楽しい想像を巡らせたものです。
そんな本作は、いまでは私の作家人生の半分以上を彩っています。
思い入れの深い作品が、今回これ以上ない素晴らしい方たちにドラマ化していただけることになり、「嬉しい!」以外の言葉が出てきません。
フェロモン店長と呼ばれる志波三彦――ミツを中島健人さんが演じてくださいます。
実は私の中で、ミツは妖精的な存在でした。
書いておきながら、現実に実在するはずがないファンタジーだと思っていたのです。
ですが中島さんが演じてくださると知ったとたん、ミツがこの世に生きる生身の男性になりました。

根本ノンジさんの脚本は特に楽しみです。
想像するだけで嬉しすぎます。
そして、ドラマに恥じない『コンビニ兄弟』を今後も書かなければと、いまからやる気をいただいております。
どうぞ、たくさんの方に愛されますように!

NHkサイトより抜粋

主人公を中島健人さんが演じるので、楽しみです。

町田そのこ本屋大賞

第18回本屋大賞受賞(2021年)
本屋大賞に選ばれた本は町田そのこさんの52ヘルツのクジラたち。
大賞受賞作はどれも非常によく売れるが、この『52ヘルツのクジラたち』は、近年の受賞作品の中でも圧倒的に売れているそうです。

あらすじ
物語は、田舎町に一人移り住んできたある女性と、虐待を受けてきた少年との心の絆を描いた作品、とまとめてしまうには無理があるだろう。
現代社会が抱えているあまりに多くの社会問題を、リアルで自然に物語に入れ込んでいるため、そんな簡単に語れる作品ではない。
しかし、重すぎて読後明日への足取りが重くなるような作品でもない。
いや、むしろ明日への生きる活力を与えてくれる作品だ。

この小説を読む上で大切な情報は、「52ヘルツのクジラ」の存在。
それは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界一孤独だと言われているクジラのこと。
それを踏まえて物語を読みすすめると、なんとも言えない思いが押し寄せてくる。

虐待のような「人」が起こす重大な問題・犯罪や、LGBTへの偏見のような「人」の中で起きる社会問題に対し、真っ向から対峙したような、いや、その当事者たちの声にならない声、誰にも届かない声、を、52ヘルツのクジラたちの鳴き声に重ねることで、厳しく辛い思いをしてそれでも今を生き抜いている人に寄り添った物語ではないだろうか。

この物語の根幹には、「人と人とのつながり」「命」「生きる」ということがすごく重要なテーマになっています。

 

町田そのこ文庫

コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店 1~5 新潮文庫
ハヤディール戀記(れんき) 上・下  PHP文芸文庫
52ヘルツのクジラたち 中央公論社文庫
星を掬う 中央公論社文庫
夜空に泳ぐチョコレートグラミー 新潮文庫
ぎょらん 新潮文庫
うつくしが丘の不幸の家 創元文芸文庫
宙ごはん 小学館
私たちの特別な一日冠婚葬祭アンソロジー 創元文芸文庫

手に取りやすい文庫もたくさん出版されています。
町田そのこさん自身がいじめにあったこともあり、その経験が物語に活かされている気がします。
人間関係に疲れたり、自分から発することにためらいがある時に手に取るのはいかがでしょうか。

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