パン・ウェイ キッチンは?本は?食養生とは?

食事を取りながら、元気になるのは理想ですよね。
毎日の食事、メニューや準備などお困りではありませんか。
テレビでは、珍しいお店やメニューの情報はあふれていますが、普段の食事に関する情報が少ない気がします。
疲れた時に食べると良い食材やメニュー、体力をつける食材やメニューなど知るだけでも助かりますよね。
今回は、食事で養生できるよと提案してくれているパン・ウェイさんをご紹介します。
幅広いメディアにも登場したり、本も出版されているし、キッチン スタジオもあり定期的に料理教室が開催されています。
機会があれば、北京育ちのパン・ウェイさんの活動を知ってもらいたいと思います。

食べて元気になる、食養生をするうえでのヒントは五味五色です。

参考になるお話をお届けします。

パン・ウェイ キッチンは?

パン・ウェイさんのキッチンスタジオは、東京都渋谷区にあります。
こちらでは、毎月、作って食べる薬膳教室と食べるだけの薬膳コースがあります。また、不定期ですが、粉を使った料理教室も開催されています。
中華料理と聞くと、脂っこいイメージがあります。
また、塩分もたくさん使っている印象もありますよね。
パン・ウェイさんのキッチンスタジオでは、旬の食材をにしていて、また五色という色を意識した食材の分類も学ぶことができます。
料理教室って、少しだけぜいたくな食材を使って、自宅で再現するのがむずかしい倍芋ありますが、パン・ウェイさんの旬を大事するという考え方は素晴らしいと思います。
彼女の生い立ちの中で、中国の祖母から教えてもらった考え方が身についているからかもしれません。

それは「今日の食事は5年後の自分になる」という教えだそうです。
人間は食べ物からできていると聞いたことはあっても、5年後の自分を想像して食事を作ることはしないですよね。
さすが4000年の歴史を持つ中国の考え方でしょうか。
時間の流れが速い日本では、何でも速攻ばやりな気がします。
ですから、5年後の私のために今日何を食べるか、どのような旬の食材を選ぶのかを問いかけてくれるこの考え方に共感する人は多いのではないでしょうか。
パン・ウェイさんのキッチンスタジオは活気があって、大人気になるはずですね。

実は、私も数年前にこのキッチンに通っていたことがありました。
グルメ女性の集りで、耳にした薬膳という言葉とパン先生というお名前に出会いました。
話を交わしていた女性は、日本料理店の経営をしている方とお菓子教室を主催している方でした。
食に関わるお二人の会話から聞こえてきたパン・ウェイ、キッチンを早速検索して調べました。
当時も大人気だったので、キッチンに入るまでに時間がかかった記憶があります。
作って食べる薬膳教室に参加した時の衝撃は大きかったです。
例えば、餃子を作るのに、ミンチを買ってくるのではなく、スライスした豚肉を包丁でミンチにするのです。
ここで、五香粉というミックススパイスも知ることができました。
簡易な作り方というよりも、命をつなぐ料理という姿勢に大いに共感しました。

 

パン・ウェイ 本は?

東京都渋谷区まで通えない方には本をお勧めします。
もちろん、メディアに出演する情報をおさえておくのもよいと思います。
とにかく本はたくさん出ています。
薬膳の知恵をいかす元気になる旬ごはん
薬膳料理教室の体においしいごはん
女のからだには薬膳がきく
お粥と麺 薬膳レシピ
元気ときれいをつくる五味五色
一気に買い込んで、まずは目から学びたいところですね。
写真が掲載されているので、作った後のイメージもしやすいですね。

お勧めするのは元気ときれいを作る五味五色でしょうか。
パン・ウェイさんの考え方として、食事は体調を整えるため、四季と食材と色を結び付けています。
中国の漢方の陰陽五行の考え方にもとづいていて、食材の味と色を関連する臓器と結び付けるものです。
例えば、酸味は気や血の巡りをよくして、肝臓や目にいいとされています。
塩味は水分代謝を調節して、腎臓や耳、膀胱などに良いとされています。
五色とは、食材の色で、緑、赤、黄、白、黒に分けてこれらの色も特定の臓器や季節と関連付けています。
この考え方を自分の日常にとりいれてみてはいかがでしょうか。

かつてパンウェイさんのキッチンスタジオに通っていた時に学んだ五味五色の内容は、薬膳をしっかりと学ばなくても、日常に応用ができる考え方でした。
陰陽五行説の中では、春は緑色、夏は赤色、秋は白色、冬は黒色の食材を食べるとよいと教わりました。
そして、季節が移り替わる時期の18日間を土用としていますが、ここには黄色が入ります。
日本の食習慣でも、土用に食べるものとしてよいうなぎ、土用はうなぎを食べようという習慣はここから来ています。
季節に応じた食材の色選びだけではなく、毎日の食事も1日で五味五色を意識するという教え、大切にしています。

パン・ウェイ 食養生とは

先ほども書きましたが、今日の食事が5年後の自分を作るという考え方、中国の歴史を感じます。
四季の恵みに富んだ日本でも応用ができますね。
昨今は、地球温暖化の影響で四季のバランスが崩れているからこそ、バランスを取る食生活を心がけたいですね。
パン・ウェイさんが大切にしている食養生とは、薬膳とは少し違っているようです。
薬膳というと、生薬を使ったりしますが、パンウェイさんはスーパーで買えるものを使う日常の食事が大事で、考え方を応用するということになります。
おばあさんの教えである「5年後の自分を作る食事」に加えて教わったのが。「不調は食べて直す」「食事は体を養い癒す力がある」という知恵でした。
日常に取り入れるには、生薬ではなく、スーパーで買える食材を応用しないと続かないですね。
実際の食事に応用できる、五味五色をとりいれてみませんか。
春は緑色の食材 ニラ、キャベツ、山菜、青菜など等
夏は赤色の食材 トマト、クコ、マグロ、赤身の肉
秋は白色の食材 大根、白菜、カブ、サトイモ、鶏肉、白身魚、エビイカなど等
冬は黒色の食材 キノコ、キクラゲ、ゴボウ、昆布、のり、黒ゴマ
土用は黄色の食材 カボチャ、ジャガイモ、食用ギク、ニンジン
毎食ではなく、1日に食べるものを構成してみたら、バランスよくとれそうですね。

久しぶりにパン・ウェイさんのことを思い出したのには理由があります。
天候によって人が大きく影響を受けているからこそ、毎日の習慣が大事だと感じます。
人間の基本的な生活を支える食事・睡眠・休養がきちんとできているか、特に食事はたいへん大事なので、反省も含めて思いだいました。
1日にとる食事の五色だけでも意識していきませんか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました